「すごいセンス」 ベテラン豊田陽平、技あり”ループヘッド弾”に喝采「テクニカル」

栃木FW豊田陽平【写真:Getty Images】
栃木FW豊田陽平【写真:Getty Images】

山口戦で移籍後初ゴールを含む2得点をマーク、3-2の勝利の貢献

 今夏、サガン鳥栖から栃木SCへ完全移籍したFW豊田陽平が、5日のJ2リーグ第28節レノファ山口FC戦で移籍後初ゴールを含む2得点を奪い、3-2の勝利に貢献した。どちらもヘディングでの得点となったなか、1点目の”ループヘッド弾”にファンからは「何気にテクニカルなゴール」「すごいセンス!」といった賛辞が寄せられている。

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 36歳の豊田は今年7月、12年在籍した鳥栖に別れを告げ、栃木への完全移籍を決断。2011以来、10年ぶりとなるJ2リーグでのプレーとなったなか、前節まで5試合続けて先発を飾ったものの、ノーゴールに終わっていた。しかし、ホームの山口戦では前半4分、ヘディングで移籍後初ゴールを奪うと、1-1で迎えた後半10分にも味方からのクロスを頭で押し込み2点目をマーク。これまでのうっ憤を晴らすかのような2ゴールで勝利に貢献した。

 この日飛び出したゴールの中でも、とりわけファンから熱視線が注がれているのが1点目の”ループヘッド弾”だ。開始4分、栃木が攻勢に出た場面で、MF谷内田哲平からのスルーパスを受けたFW有馬幸太郎のシュートは、相手GKのセーブに阻まれボールは後方へ弾き返される。ルーズボールを拾ったMF西谷優希が前線へ浮き球のパスを送ると、ペナルティーエリア内で豊田が反応。ゴールマウスががら空きになっている状況でバックヘッドを選択すると、ボールは山なりの軌道を描きながらゆっくりと無人のゴールへ吸い込まれた。

 このゴールシーンにJリーグ公式ツイッターが注目。動画を投稿するとファンからは「何気にテクニカルなゴール」「すごいセンス!」「綺麗なバックヘッド」「相変わらずヘッドが上手い」と、技ありのゴールを喝采。得点後にはお馴染みの”飛行機ポーズ”まで飛び出したことから「久々のトヨコプターが嬉しい」「これがずっと見たかった」といった声も上がるなど、待望の初ゴールに沸いていた。

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