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「奇跡的ゴール」 東京パラリンピックで驚愕の”4人抜き弾”…海外注目「非現実的」
ブラジル代表MFメンデス、アルゼンチンとの決勝で決めた一撃が話題に
東京パラリンピックは5日に閉幕し、5人制サッカー(ブラインドサッカー)では、ブラジル代表が大会5連覇を果たし金メダルを獲得した。”南米勢対決”となったアルゼンチン代表との決勝(1-0)で、ブラジルを勝利に導く殊勲のゴールを決めたMFライムンド・メンデスは、得点シーンで相手4人を抜く驚愕のプレーを披露。このゴールに海外メディアが熱視線を送っている。
ブラジルは、5人制サッカーが正式種目となった2004年のアテネ大会から4連覇。今大会でも優勝候補に挙げられていたなか、中国、日本、フランスと同居したグループリーグで3連勝を飾ると、モロッコとの準決勝、アルゼンチンとの決勝をそれぞれ1-0でモノにし、5連覇を果たした。
圧倒的な強さを示したブラジルだが、決勝戦でメンデスが決めたゴールが話題になっている。スコアレスで迎えた後半13分、センターサークル付近でボールを持ったメンデスは、左右からプレスに来た相手2人をかわすと、さらに前方にいた2人も突破。そのままゴール前へ進むと、ペナルティーエリア手前から左足シュートを突き刺した。
見事な個人技から奪ったスーパーゴールに、海外メディアが反応。英メディア「GIVE ME SPORT」は「東京パラリンピック:ブラジル人サッカー選手が非現実的なゴールを決め、金メダルを獲得」と綴りプレーに熱視線を注げば、ポーランドメディア「WP SportoweFakty」も「4人のライバルを抜き去り、最後は見事にヒットした。盲目のサッカー選手の奇跡的なゴール」と、驚きを持って報じた。
メンデスは、今大会で6試合に出場し6ゴールをマーク。驚異的な決定力もさることながら、”王国”ブラジルで磨かれたテクニックでも特大なインパクトを残した。
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