「このゴールの方が好き」 磐田FW大津、“3人連動弾”を呼んだ股抜きバックヒールに言及
松本戦の後半29分、大津→大森とつないでチーム3点目を奪取
ジュビロ磐田は、4日に行われたJ2リーグ第28節松本山雅FC戦で4-0と快勝し、再び首位に返り咲いた。元日本代表FW大津祐樹は今季6ゴール目を挙げたが、自身のバックヒールを起点にブラジル人FWルキアンのゴールが生まれたプレーを振り返っている。
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前節の引き分けで京都サンガF.C.に首位を奪われた磐田は、前半13分に大津のクロスのこぼれ球をMF山本康裕が決めて先制。MF山田大記が足を痛めて同17分で途中交代するアクシデントに見舞われるも、1点リードで前半を折り返して迎えた後半13分だった。
ルキアンの落としを受けたMF大森晃太郎が持ち上がってパス。走り込んでセンターサークル付近でボールを持った大津はドリブルで持ち込み、ペナルティアーク後方から右足を振り抜く。すると、グラウンダーのシュートがゴール左に吸い込まれ、追加点を奪った。
さらに後半29分、大津が左サイドでボールをキープし、コーナー付近で囲まれながらも相手の股下をバックヒールパスで通す。これを受けた大森が持ち込み、中央にクロスを供給。ルキアンが走り込んでダイレクトシュートを放ち、チーム3点目が生まれた。
大津はインスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で、「なんですかそのキープからのヒールは #大津祐樹を止めないで」というファンの投稿を引用しつつ、「股ぬき→晃太郎→ルキ。個人的には自分のゴールよりこのゴールの方が好き」と振り返った。
開幕直後はベンチスタートが続いたが、調子を上げるチームとともに、大津も12試合連続スタメン出場中。リーグ戦ではチーム3位の6ゴールを挙げており、優勝争いを続けていくうえでさらなる活躍が期待される。