「2次予選から研究している」 中国サッカー協会副部長、必勝の日本戦へ準備万端を強調
中国男子サッカー部門トップのジャン・フー氏が日本戦への状況を回答
中国代表は7日、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第2戦で日本と対戦する。初戦でオーストラリアに敗れ、グループで生き残るうえで重要な一戦となるなか、中国サッカー協会副部長のジャン・フー氏は2次予選の時から日本の研究を行ってきたことを明かしている。中国大手メディア「SOHU」が伝えた。
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カタールの首都ドーハでオーストラリア戦に臨んだ中国は、帰化選手のFWエウケソンとDFティアス・ブラウニング、エースFWのウー・レイらが先発するも前半24分、26分と立て続けに失点。後半にも追加点を奪われ、0-3で敗れた。
指揮を執るリー・ティエ監督は、「最初の20分間は良かったが、徐々にボールコントロールが乱れていった。守備は相手のポゼッション時に組織的に機能しなかった」と敗因について振り返っていた。
中国は7日、ドーハで同じ黒星スタートとなった日本との対戦を控えるなか、中国サッカー協会副部長で、男子サッカー部門のトップを務めるジャン・フー氏が協会関係者としては初めてインタビューに対応。日本の分析は早くから行っていたことを明かしている。
「2次予選の時から日本代表チームを研究している。そして、最終予選で同組になってから、彼らの戦い方、ヨーロッパ組の特徴など、すでにすべて研究済みだ。それをオーストラリア戦と照らし合わせ、今の選手状況を鑑み、落とし込んでいっている」
オーストラリアに敗れ、失望感に暮れる中国サポーターから批判が相次いでいる状況については、「現在のように第三国の海外で試合をするのは初めてのことだが、我々はこの試合の意義を深く理解している。みなさんには中国サッカーに注目し、そして応援してほしい。我々は長い時間母国を離れる必要がある状況だが、ここで無駄な時間を過ごすことなく、全力を尽くしている」と語った。
すべて研究済み――。日本からすれば、帰化選手たちを含めて侮れない相手であるのは間違いない。
(FOOTBALL ZONE編集部)