「成長しないと差が縮まらない」 昌子源、“相手関係なし”のチャレンジ精神を強調
最終予選初戦でオマーンに黒星も「取り返せるチャンスはある」と見解
森保一監督率いる日本代表は、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオマーンに0-1で敗れるまさかのスタートとなった。ベンチでその戦いを見ていたDF昌子源(ガンバ大阪)は、「チャレンジしないと勝てない」と気を引き締めている。
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MF南野拓実(リバプール)が怪我、DF冨安健洋(アーセナル)も移籍に備えて欧州に残ったために欠場と主力を欠いた日本は、コンディションも悪く、オマーンの果敢な守備に苦戦。決定機を作れず、逆に試合終了間際に隙を突かれてサイドからのクロスをボレーで流し込まれ、ホームでまさかの黒星を喫した。
FIFAランクで言えば、24位の日本に対してオマーンは79位。格下相手に足元をすくわれる形となったが、昌子はチャレンジする姿勢を出さないと同71位の中国にも勝てないと見解を述べる。
「アジアのレベルが上がっているのは言われる。そのなかでも、トップに位置づけられる日本は、常にチャレンジをされる立場。ただ、僕らもそれを受け入れるのではなく、オマーン、今回は中国、分かりやすくFIFAランクは下だけど、チャレンジしないと勝てない。日本がW杯で勝ち進むために、僕らが成長しないといけない。僕らが成長しないと、W杯上位のヨーロッパ、南米の国の成長が止まっているわけではない。強豪も成長しているなかで、僕らも成長しないと、差が縮まらない。アジアで圧倒的な力というか、どの試合でもどの相手でも必ず全部勝つことが大事」
初戦は落としたが、昌子は「取り返せるチャンスはある」と語る。その突破口がまずは7日の中国戦。昌子の言うように、チャレンジ精神を貫き、勝利を掴めるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)