岐阜MF柏木「申し訳ない」 SNSで監督との2ショット添え…「俺はカスやった」
YS横浜戦後にSNSを更新、チームの勝利を称えつつも自身のプレーに厳しい目
FC岐阜の元日本代表MF柏木陽介が、自身の公式インスタグラムを更新。4日のJ3リーグ第17節・YS横浜戦(3-0)で、3試合ぶりの勝利を挙げたチームのパフォーマンスを称えた一方、自らのプレーに対して「俺のプレーはカスやった」と厳しい目を向けている。
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柏木は今年2月、浦和レッズの沖縄キャンプ中に規律違反を犯し同クラブを退団。翌月に岐阜への完全移籍が決定し、4月25日のJ3リーグ第6節カターレ富山戦(0-1)で新天地デビューを飾った。以降、先発への定着は果たせていないものの、前節までに9試合1得点の成績を残している。
アウェーでのYS横浜戦では、前節の福島ユナイテッド戦(0-4)に続き、2試合連続で先発出場。2シャドーの一角を担うと、前半アディショナルタイムに鋭い直接FKでゴールを脅かすなど、存在感を顕示。後半4分には自らのパスが起点となり、FW深堀隼平の先制ゴールを導いた。
チームはその後2点を加点し、3-0で快勝。後半23分に途中交代した柏木は試合後、自身の公式インスタグラムを更新し、タッチライン際で安間貴義監督と挨拶をかわしている写真を添えつつ「みんな走った闘った。これやねん。続けていくよ」と、チームのパフォーマンスを称えた。
一方で自らに対しては「しかし俺のプレーはカスやった。申し訳ない」と反省。チャンスには絡んだものの、納得のいくパフォーマンスではなかったようで、厳しく評価した。それでも、チームプレーを果たす役目には手応えがあったのか「俺の今日の目標は走って闘うことを仲間に見せること。今日はチームとなって勝てた試合やった」と、見解を示している。
16試合を終えて2位につける岐阜は、J2への自動昇格圏を争える位置につけているものの、上位は混戦模様。今後も気の抜けない戦いが続くなか、豊富な実績を持つ柏木の力にも期待が懸かる。