W杯南米予選・チリ戦でフル出場、SNS上でフィットネスを疑問視する声が殺到

　ブラジル代表FWネイマール（パリ・サンジェルマン）は、2日に行われたカタール・ワールドカップ（W杯）南米予選第9節のチリ戦（1-0）にフル出場したが、SNS上ではフィットネスを疑問視する声が殺到。自身の公式インスタグラム上で反論のメッセージを綴ったことに、海外メディアが注目している。

　ネイマールは、今夏に母国で行われたコパ・アメリカ（南米選手権）に出場後、母国や海外でオフを満喫。イビサ島（スペイン）で過ごしているワンシーンではお腹がぽっこりと膨らんでいる姿が捉えられ、アスリートの体型とはほど遠いものに変貌している状態が話題となった。

　コンディションへの不安が払拭されないまま新シーズンに突入すると、今季リーグ戦初出場となったリーグ・アン第4節スタッド・ランス戦（2-0）では案の定、低調なパフォーマンスに。後半21分、この試合がPSGデビュー戦となったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと交代していた。

　チリとのW杯南米予選ではフル出場し勝利に貢献したものの、スペイン紙「AS」によると、SNS上では不調を批判するコメントが殺到したという。ファンから届いた声の主なものとして、ネイマールの体重超過を指摘するものがあったとされたなか、これに本人が公式インスタグラム上で反論のメッセージを綴った。

　ネイマールは、ストーリー（24時間で自動削除される写真・動画）内にチリ戦でのプレーショットを添えるとともに、「シャツのサイズはG（ヨーロッパサイズではL）だった。体重は元通りになっている。次の試合ではMを注文するよ」とのメッセージを投稿。太ったように見えたのは、ユニフォームのサイズのせいだったと主張した。

　これに対し、「AS」紙は「チリ戦でもブラジル人の低調なパフォーマンスが前面に出てしまい、PSGの選手はインスタグラムで冗談を言った。『シャツのサイズが大きかった…』」と反応。英紙「ザ・サン」では「ネイマール、チリ戦でのブラジルの勝利を受けて、太ったと批判するファンの声に反論…中サイズではなく大サイズのシャツを着たことのせいにした」と綴られるなど、反論メッセージが注目を浴びていた。