代表オンライン会見で怪我によりチームを離れた南野へ言及

　日本代表は4日、カタール・ワールドカップ（W杯）アジア最終予選に向けたオンライン会見を実施。7日の第2戦・中国戦での出番が有力視されるDF室屋成（ハノーファー）は代表離脱が決まったMF南野拓実（リバプール）について「チームとして痛いのは事実」と、不在となることを惜しんだ。

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　日本は2日のW杯最終予選でオマーンに0-1で敗れ、黒星発進。7日にはカタール・ドーハで中国戦が控えるが、主力選手の離脱が相次いでいる。オーバーワークによりオマーン戦後に途中離脱となったDF酒井宏樹（浦和レッズ）に続き、4日には南野が怪我によりチームを離れることが発表された。

　中国戦で、酒井に代わって右サイドでの起用が有力視される室屋は、オンライン会見で幼馴染である親友の南野が離脱したことに言及。「昨日、帰るわといきなり言ってきたんで、ウソつくなよとやり取りをしたんですけど、本当にいなくなってビックリしました。難しい状況の中でいつもチームを救ってくれる選手なので、チームとして痛いのは当然。拓実にはそう話さなかったけど、内心そう思いました。任せたぞみたいなことは言っていましたけど」と、主軸アタッカーが不在となることへ本音を覗かせた。

　不安要素がある中でも、W杯最終予選突破に向け、中国戦では勝利が求められる状況に変わりはない。室屋は出番を得たシチュエーションを想定し、「今まで代表でやっているプレーを見せたい。誰かの代わりというプレーはできないので、自分のプレーをしっかり出せればいい。」と、意気込んだ。