ディ・マリアが急死の祖母に捧げた先制ゴール 「おばあちゃん、寂しいよ」と試合後に号泣

アルゼンチンが王者チリに2-1勝利 得点後にメッセージ入りのシャツを掲げる

 アルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)が、6日(日本時間7日)のコパ・アメリカ・センテナリオ(南米選手権)初戦のチリ戦で、後半9分に先制点を決めた。ゴール後にメッセージ入りのシャツをテレビカメラに掲げるパフォーマンスを見せたウインガーは、試合後に愛する祖母の急死を明かして号泣した。

 エースFWリオネル・メッシが温存となった大会初戦で、ディ・マリアが魅せた。後半6分、高い位置からのショートカウンターからトラップするやいなや左足でシュート。バルセロナ所属のチリ代表GKクラウディオ・ブラボのニアサイドを破った。

 するとディ・マリアは、スタッフから白いシャツを受け取ると高らかに掲げた。そこには「おばあちゃん、寂しいよ」とのメッセージが掲げられていたが、試合開始1時間前にディ・マリアは祖母の死を知った。

 ディ・マリアは試合後のインタビューで、「もしも僕がプレーしなかったら、おばあちゃんが怒るから……」と号泣した。

 

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