ムバッペ“残留”に落胆!? 古巣の街クラブ、今夏レアル移籍時の補償金“2.6億円”が消滅
少年時代に在籍したASボンディ、多額の補償金を受け取るチャンスを逃す
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、今夏にレアル・マドリードへの移籍が噂されながらも、最終的には残留した。フランス紙「レキップ」によれば、移籍が決まれば少年時代に所属した街クラブのASボンディに200万ユーロ(約2億6000万円)もの補償金が支払われるはずだったという。
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ムバッペは今季終了後にPSGとの契約が満了を迎える。残留を望むPSGが契約延長を打診した一方で、ムバッペはこれを拒否。このままいけば、来夏にはフリートランスファーでレアルへ加入する道が既定路線となっていた。
ムバッペのレアルへの加入はすでに時間の問題となっているが、それでもなおレアルは今夏中の獲得のためにPSGへ猛アプローチを仕掛けていた。最終的にはPSG側がレアルのオファーをすべて跳ね除け、ムバッペはパリでラストイヤーを過ごすことが決まった。
フランス紙「レキップ」によると、今回の移籍が実現しなかったことで、ムバッペが少年時代の2003年からモナコに移籍する直前の2013年まで所属していた古巣ASボンディは多額の補償金を受け取るチャンスを逃したようだ。
レアルからの1億8000万ユーロ(約235億円)のオファーが成立していた場合、ASボンディは育成補償金と連帯貢献金と合わせて200万ユーロ(約2億6000万円)を受け取ることができていたという。パリ郊外のボンディにある街の小さな地元のサッカークラブにとっては途方もない金額。ムバッペの残留をレアル以上に悔やんでいるのはボンディの関係者だったのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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