バルサ、足元を見られた? ピャニッチをトルコ強豪にレンタルも…年俸6.8億円負担か

ベジクタシュに期限付き移籍となったMFミラレム・ピャニッチ【写真:Getty Images】
ベジクタシュに期限付き移籍となったMFミラレム・ピャニッチ【写真:Getty Images】

今夏の古巣ユーベ移籍が実現せず…ベジクタシュは3.6億円の年俸負担で獲得と発表

 ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチは、スペインの強豪バルセロナからトルコの強豪ベジクタシュに期限付き移籍することが発表された。その契約では、バルセロナが多額の給与を負担することになったと、イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。

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 ピャニッチは欧州の主要リーグで移籍市場の最終日となった8月31日まで、古巣でもあるイタリア・セリエAの強豪ユベントスへの復帰が噂されたものの実現しなかった。一方でバルセロナでは、高額年俸や出場機会の問題を抱えていた。そうしたなか、9月8日まで移籍市場が開いているトルコ行きで決着することになった。

 ベジクタシュの発表では、ピャニッチに対する年俸負担は275万ユーロ(約3億6000万円)とされた。記事では、バルセロナとピャニッチの契約は2024年までの手取り800万ユーロ(約10億4000万円)であるため、この1シーズンも525万ユーロ(約6億8000万円)はバルセロナが給与を支払うことになるという。

 バルセロナは財政問題の悪化で、長年エースとして活躍したクラブの象徴でもあったアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)との契約も断念せざるを得なかった。その意味では、人件費削減にはつながったものの、「足元を見られた交渉」となった感は否めないようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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