マンU「7番」ユニフォーム、“爆売れ”必至も…製造工場の閉鎖で供給不足に
Cロナウド復帰でユニ売り上げに期待大も、ベトナムの工場がコロナ禍で閉鎖
ビッグクラブにとって、有名選手のユニフォームのセールスは重要な資金源となる。マンチェスター・ユナイテッドは2日、ユベントスから加入したFWクリスティアーノ・ロナウドが、2021-22シーズンから背番号「7」を着けることを発表した。「CR7」のユニフォームは、爆売れすることが予想されるが、ユナイテッドはすでにユニフォーム不足の状況に陥っているという。英紙「インデペンデント」が報じた。
米経済誌「フォーブス」によると、2018年にC・ロナウドがレアル・マドリードからユベントスに移籍した際には、わずか24時間で52万着のユニフォームが販売され、6240万ドル(約69億円)の売り上げを記録したという。36歳という選手としては異例となる最大2300万ユーロ(約30億円)の移籍金で、今夏ユナイテッドに再加入したが、新ユニフォームがユベントス時代と同様の爆売れとなれば、この売り上げだけで移籍金を回収できる見込みとなる。
すでにクラブのレジェンドとなっているロナウドの復帰を祝い、多くのユナイテッドファンがC・ロナウドのネーム入りユニフォームを買い求めようとしているという。しかし、ユニフォームサプライヤーのアディダス社が新型コロナウイルスの影響を受けているため、ユニフォームの供給が間に合わない状態のようだ。
記事によると、アディダス社のユニフォームを製造しているベトナムの工場がコロナ禍で閉鎖に追い込まれているため、C・ロナウドの加入によって記録的なユニフォームの売り上げが見込まれる状況を足止めしているという。また、アディダス社の広報は「ファンの極めて高い要求にこたえようと、マンチェスター・ユナイテッドと協力をしているが、非常に少ない供給状態になっている」と、現状を説明している。
C・ロナウドが背番号「7」を付けることが2日に正式発表されたが、復帰1年目のユニフォームは、思わぬ形でプレミア化するかもしれない。
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