ベネズエラ戦後、ピッチに侵入してきた少年にも対応する神対応

　アルゼンチン代表は現地時間2日、カタール・ワールドカップ（W杯）南米予選第9節でベネズエラと対戦。FWラウタロ・マルティネスが1得点1アシスト、FWアンヘル・コレアが2ゴールの活躍で3-1と勝利したなか、エースのFWリオネル・メッシが試合終了直後に見せた“神対応”に海外メディアが注目している。

　前半アディショナルタイムにラウタロ・マルティネスのゴールで先制したアルゼンチンは、後半にもコレアの2ゴールでリードを広げ、3-1で勝利を飾った。

　メッシは前半28分にベネズエラDFアドリアン・マルティネスに左脛付近を削られ、バランスを崩してピッチに打ち付けられる場面はあったが、大事には至らず。このシーン以外にスポットライトが当てられたのが、試合直後の振る舞いだ。

　スタンドから一人の少年がピッチ内に侵入し、メッシの元へ。ベネズエラの選手と健闘を称え合うなかで思わず“乱入者”となったが、メッシは相手と握手をしながらも少年を抱きしめて対応した。

　アルゼンチン放送局「TyC Sports」は「優しい瞬間」と見出しを打ち、「メッシは少年にとって夢の瞬間に抱きしめることを躊躇しなかった」と伝えている。

　今夏に移籍したパリ・サンジェルマンでのデビュー戦でも、相手GKが自分の子どもとの2ショットを“おねだり”するなど、メッシの人気度はやはりずば抜けている。