「信じられないジェスチャー」 C・ロナウド、“7番”譲ったカバーニの粋な計らいに感謝
カバーニが21番に変更、12年ぶり古巣復帰のC・ロナウドは7番を着用と発表
今季12年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドに復帰したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの背番号が「7」に決まった。ロナウドは番号を譲ってくれたウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニに感謝のメッセージを送った。
ロナウドは2003年に18歳でユナイテッドに加入。そこで元イングランド代表MFデイビッド・ベッカムら歴代スターが着用してきた7番を継承した。その後はキャリアの大半で背番号7を着用し続け、今では「CR7」というブランドも確立している。
12年ぶりの古巣復帰で新背番号が注目されていたが、ユナイテッドは2日にロナウドが再び7番を着用すると発表。7番を背負っていたカバーニはロナウドに番号を譲り、21番に変更するという。
ロナウドは「再び7番を手にすることができるか分からなかった。信じられないようなジェスチャーを示してくれたエディに心から感謝したい」と、カバーニに感謝のメッセージを送っている。カバーニの粋な計らいによって、ユナイテッドの7番を再び背負うロナウドの姿が見られることになった。
現在ポルトガル代表に招集されているロナウドは、1日のカタール・ワールドカップ欧州予選のアイルランド戦(2-1)で2得点をマークし、代表通算得点を「111」に伸ばして世界記録を更新した。しかし、得点後にユニフォームを脱ぐパフォーマンスでイエローカードを受けたため、7日の次節アゼルバイジャン戦は出場停止となった。そのため、代表チームから離脱し、予定より早くユナイテッドへ合流する運びとなった。
11日のプレミアリーグ第4節ニューカッスル戦での再デビューが予想されるロナウド。本拠地オールド・トラッフォードで7番をお披露目することになるのだろうか。
page1 page2