日本代表オマーン戦出場全14選手「パフォーマンス査定」 悪夢の黒星で唯一の及第点は?
原口が空回りするなど攻撃陣が機能せず
<MF>
■柴崎 岳(レガネス)=★★☆☆☆
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
2021年初の代表戦は、前半7分にミドルでチーム最初のシュートを放つなど、アグレッシブさが印象的だった。守備でも鋭いスライディングでボールを奪い、ピンチを未然に防ぐなど、苦しい試合展開の中でも奮闘していたが、決勝ゴールを奪われたシーンではクロスを上げた選手にプレッシャーをかけられず、失点につながってしまった。
■遠藤 航(シュツットガルト)=★★☆☆☆
守備では相変わらずの球際の強さで“デュエル王”ぶりを発揮していたが、攻撃に関してはオマーンの鋭い寄せで何度も潰され、くさびを打ち込むことができず。比較的簡単なパスでボールロストするシーンも散見され、中盤を支配しきれなかった。
■伊東純也(ヘンク)=★★☆☆☆(→後半18分OUT)
日本の最大にして唯一とも言える決定機だったのが、前半28分に吉田からのロングボールを受けた場面。ペナルティーエリア内で相手選手2人にマークされながら、右足で放ったシュートは惜しくもGK正面だった。東京五輪後、PSVで実戦機会を得ていない堂安との差を見せたいところだったが、この日はクロスの精度も上がらずに終わった。
■鎌田大地(フランクフルト)=★★☆☆☆(→後半25分OUT)
オマーンのマークが厳しく、密集地帯で思うように前を向いてボールを持てず。フリックやスルーパスで攻撃のスピードを上げるシーンもほとんどなく、トップ下としての役目を果たせなかった。
■原口元気(ウニオン・ベルリン)=★☆☆☆☆(→ハーフタイムOUT)
南野の欠場もあってスタメンに名を連ねたが、縦への仕掛けやカットインが完全に空回り。ボールロストからカウンターを受ける場面もあり、前半45分間だけで古橋と交代になった。本人としては、不完全燃焼の極みだろう。