日本代表オマーン戦出場全14選手「パフォーマンス査定」 悪夢の黒星で唯一の及第点は?
W杯アジア最終予選初戦でオマーンに0-1敗戦 出場メンバー14選手を5段階査定
森保一監督率いる日本代表は、2日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選初戦でオマーンと対戦。ホームで幸先の良いスタートを切りたいところだったが、スコアレスの展開が続いたなか、試合終了間際に失点して0-1と黒星を喫した。
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FIFAランク79位のオマーン相手にミスが散見され、デュエルでも負けるシーンが目についた日本。各選手はどのようなパフォーマンスを見せたのか。出場14選手を5段階評価(最高が五つ星=★★★★★)で査定した。
<GK>
■権田修一(清水エスパルス)=★★☆☆☆
オマーンがシンプルに放り込んでくるクロスやミドルシュートに冷静に対処し、後半15分にはDFアリ・スライマン・アルブサイディのゴールライン際からのクロスを顔面で弾く気迫を見せた。ただ、失点シーンはニアを警戒していた分、飛び込んできたFWイサム・アブダラ・アルサビのシュートに対応しきれなかった。
(出場なし)
川島永嗣(ストラスブール)
谷 晃生(湘南ベルマーレ)
<DF>
■酒井宏樹(浦和レッズ)=★☆☆☆☆
フィジカルの強さや右サイドハーフの伊東との連携が見られる場面はあった。しかし、前半13分にMFアルマンダル・アルアラウィのドリブルに遅れを取ってシュートを放たれ、後半6分にはオマーンMFアブドゥラ・ファワズに縦への突破を許して、一時はPK判定が下るピンチ(VARの確認の末にPK取り消し)に関与。失点シーンにも絡み、試合後にはオーバーエイジで参加した東京五輪からのオーバーワークが配慮されてチームを離脱した。
■吉田麻也(サンプドリア)=★★☆☆☆
相手に競り負けない空中戦、体を張ったブロック、懸命なラインコントロールとキャプテンとして奮闘。失点シーンではクロスのキッカーをケアしていたために、背後のゴール前に飛び込んできた選手まで対応が及ばず、ネットを揺らされた瞬間に思わず頭を抱えた。試合後の「負けるべくして負けた」という言葉に、悔しさが凝縮されている。
■植田直通(ニーム)=★☆☆☆☆
冨安健洋がアーセナル移籍で合流が遅れたことで出番を得たが、植田にとって悔しさだけが残る試合となった。後半13分にトラップミスでカウンターを食らい、その後の対応でも一度動きを止めてしまい、チャンスを献上。トドメは、ペナルティーエリア内で酒井との連携が取れずに決勝ゴールを決められ、ポジティブな要素を見つけるのが難しかった。
■長友佑都(無所属)=★★☆☆☆
代表通算126試合目、無所属の影響を感じさせない豊富な運動量とエネルギッシュなスプリントで健在ぶりを発揮。後半6分にペナルティーエリア内でハンドを取られ、PK献上かと思われたが、これはVAR判定の末に取り消しで事なきを得た。ただ、決勝ゴールを取られたシーンでは、相手のパスワークに釣り出され、サイドのスペースを使われてしまった。
(出場なし)
室屋 成(ハノーファー)
佐々木翔(サンフレッチェ広島)
中山雄太(ズウォレ)
昌子 源(ガンバ大阪)
山根視来(川崎フロンターレ)