カタールW杯最終予選でオマーンが日本から初勝利、歴史的な1勝に母国注目

　オマーン代表は、2日に大阪で行われたFIFAワールドカップ（W杯）アジア最終予選で日本代表に1-0で勝利し、公式戦通算11試合目で日本戦初白星を挙げた。この快挙にオマーンの地元紙「シャビバ」の電子版も沸いている。

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「レッズが大阪で日本から歴史的な勝利」とタイトルを付けた試合のレポートのほかにも、国際Aマッチ初ゴールを挙げた途中出場のFWイサム・アブダラ・アルサビについて「24歳の足が歴史的な日本戦の勝利をもたらす」と、同選手がブランコ・イバンコビッチ監督の下では初めて招集されていたことも報じた。

　そして、「ブランコは約束を完遂」と見出しを付け、「イバンコビッチ監督は試合前に『歴史的な結果を残し、オマーンの人々を幸せにする』と宣言していたが、その約束を完遂した。この男は選手たちや自分の仕事、さらにはオマーン・レッズの一員として招かれた選手たちの質にも大きな自信を持っていた。サッカーは、現場で与える人の声に耳を傾け、時にはその名に屈しないこともある。日本は決定力を欠き、オマーンの決定力の前に沈んだ」と、自国の勝利を報じている。

　日本に勝利したオマーンは次戦、ホームでサウジアラビア代表と対戦する。驚きの結果に沸くオマーンだが、この勢いに乗ってグループBの台風の目となっていくだろうか。