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「残忍」 フランス代表DF、“危険タックル”の瞬間に英注目「スタッドを上げて…」
フランスはボスニア・ヘルツェゴビナ相手に1-1ドロー、DFクンデの危険タックルが話題に
フランス代表は現地時間1日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選の第4節でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦し、1-1のドローで終わった。この試合の後半にレッドカードで退場になったフランス代表DFジュール・クンデのプレーについて海外メディアが「残忍なタックル」と取り上げている。
2勝1分でグループ首位のフランスはホームにボスニア・ヘルツェゴビナを迎えた。試合は序盤からフランスが主導権を握り、チャンスを何度か作るも決めきれない。すると前半36分、自陣でパスカットされると、最後は相手FWエディン・ジェコに決められ先制を許す。
追いかける展開となったフランスだが、すぐに反撃に出る。同39分、左CKをFWキリアン・ムバッペが蹴ると、このボールにニアでFWアントワーヌ・グリーズマンが頭で合わせ同点に追いつき、前半を1-1で折り返す。
後半に入ってもフランスが優位に試合を進めていたが同6分、ムバッペが右サイドをドリブルで突破を試みるも、相手DFセアド・コラシナツに止められる。こぼれ球に対してDFクンデがスライディングで奪いに行ったが、コラシナツの方が先にボールに触れ、タックルがコラシナツの足に入った。最初はイエローカードが提示されたが、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入。足裏を見せていたこともあり、レッドカードに訂正され、退場となった。
このプレーについて英メディア「GIVE ME SPORT」は「クンデがボスニア戦でコラシナツに残忍なタックルをし、退場となった」と見出しを打ち、「フランスは先制されたが、直後に反撃し、グリーズマンのゴールで追いついた。しかし、ハーフタイムの直後にクンデの頭の悪いタックルにより、彼らは10人で戦うことになった」と取り上げている。
また、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」でも「ジュール・クンデがコラシナツへ危険な突進をして、一発レッドが与えられた」と見出しを打ち、「どのようなタックルがレッドカードに値するかについては、ファンの間でも意見が分かれるところだが、足を真っ直ぐに伸ばし、スタッドを上げて突進することが、レフェリーに判断を委ねることになるというのは、かなり認められている」と綴り、危険性を伴うプレーであったことを指摘していた。