Jリーグ復帰の乾貴士、移籍決断の理由は”セレッソ愛” 「ただただこのチームが好き」
「プロになって苦しんでいた時に助けてくれた」とC大阪への思いを語る
セレッソ大阪に10年ぶりに復帰した元日本代表MF乾貴士が、2日にオンラインで加入会見を実施。「ただただこのチームが大好き」と“セレッソ愛”を語っている。
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乾は2011年夏、C大阪からドイツへ移籍。ボーフム、フランクフルトを経て、15年夏に憧れだったスペイン1部のリーガ・エスパニョーラでのプレーを勝ち取った。エイバル、ベティス、アラベスと所属し、昨季限りで2部に降格したエイバルからの退団が決まった。
スペイン1部でのプレーを望んでいたとされるなかで、移籍先が決定しないまま時間が過ぎていたが、今回C大阪への復帰を決断した。
プロキャリアをスタートさせた横浜F・マリノスでの1年半で思うようにチャンスを掴めず、2008年6月に期限付き移籍で加入したC大阪で才能を開花。完全移籍を経て、ドイツへ渡る11年8月までプレーしたクラブは乾にとっても特別な場所だという。
「いつかはこのチームで、Jリーグに帰ってくるならセレッソという思いがあった。10年間海外にいてもセレッソの試合は見ていたし、オフには練習に参加させてもらった。ただただこのチームが大好きで、オファーをもらって、今がそのタイミングなのかなと思って決めた。自分がプロになって苦しんでいた時に助けてくれたのがセレッソ。そこから海外に行って、セレッソサポーターにも良いところを見せたいという思いが常にあった。常に応援してもらっていた自負はある。日本で言ったら、ホームのチームだなと思っている」
新たな背番号は「23」。リーグ暫定12位(8勝9分9敗)と苦しむ古巣の救世主となれるか、乾のパフォーマンスに注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)