移籍市場の最終日にプレミアの名門への移籍が決定

　イングランドの名門アーセナルは欧州移籍市場の最終日となる8月31日、イタリアのボローニャから日本代表DF冨安健洋の獲得を発表した。日本人DFとしてプレミアリーグ名門の一員となったなか、クラブ公式ツイッターが冨安の新ユニフォーム姿を公開すると「似合ってる」「感動する」と反響を呼んでいる。

　イタリアのボローニャで2シーズンを過ごし、センターバックとサイドバックの両ポジションでハイレベルなパフォーマンスを見せてきた冨安は、22歳という年齢もあり今夏のステップアップ移籍の噂が継続的に上がっていた。イタリア強豪のACミランやアタランタ、プレミアリーグのトッテナムなどが移籍先候補として囁かれてきたなか、8月31日の移籍市場最終日に大きく動いたのがアーセナルだった。

　現地時間の午前中に英メディアで交渉の動きが報じられると、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が公式ツイッターでボローニャとアーセナルが移籍金2000万ユーロ（約26億円）プラス、ボーナス300万ユーロ（約3億9000万円）で合意し、冨安とアーセナルも条件面で合意したと伝えて移籍が決定的に。その後、アーセナルが獲得を発表し、背番号が「18」になったと伝えている。

　クラブ公式ツイッターは、「おやすみガナーズ」と綴った投稿の中で冨安の新ユニフォーム姿をアップ。日本・海外のファンから「カッコいい」「似合ってる」「こんなの感動する」「ユニフォーム買わなきゃ」といった声が上がっている。

　アーセナルはプレミア開幕3試合で無得点9失点。3連敗で最下位に沈んでおり、冨安は守備の救世主となれるだろうか。