「リーグ・アン史上最も視聴された試合」 メッシのPSGデビュー戦の視聴人数に海外注目

PSGに加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】
PSGに加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ【写真:AP】

ランス戦を推定1050万人が視聴していたと報道

 今夏フランスの強豪パリ・サンジェルマン(PSG)に加入したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間8月29日に敵地で行われたリーグ・アン第4節スタッド・ランス戦に途中出場して新天地デビューを果たした。2-0の勝利で初戦を飾ったが、この試合を視聴した人数がリーグ・アン記録を更新したと現地メディアが報じた。

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 メッシは下部組織時代から過ごしたバルセロナと契約満了になり、今夏の退団が決定。PSGと1年延長オプション付きの2年契約を結んだ。

 リーグ・アン第2節ストラスブール戦(4-2)、第3節ブレスト戦(4-2)はメンバー外となっていたが、29日の第4節ランス戦でついにベンチ入りを果たし、フランス代表FWキリアン・ムバッペの2ゴールで2-0として迎えた後半21分、ブラジル代表FWネイマールとの交代でピッチに立った。

 後半33分、ドリブル突破からムバッペを狙ってパスを送るも、得点にはつながらず。新天地初戦はゴールやアシストは生まれなかったものの、待望のデビューを飾った。

 試合後には相手GKの息子との記念撮影に快く応じるなど、プレー以外でも話題となったが、メッシ効果はピッチ上だけでは留まらなかった。現地フランス紙「レキップ」によると、推定1050万人のサッカーファンがメッシのデビュー戦を視聴しており、この数字はリーグ・アン史上最も視聴されたフランスでの試合となったそうだ。

 また、英メディア「GIVE ME SPORT」では「リーグ・アンは最近のUEFA係数ランキングでポルトガルのプリメイラリーグにも遅れを取っており、技術面で見ると欧州5大リーグと見なされていなかった。メッシの到着はまさにフランスサッカーが必要としていたものなのかもしれない」と取り上げている。

 自らのPSGデビュー戦をゴールで祝えなかったメッシだが、ピッチ内でのパフォーマンスで魅了できなかった代わりに、試合後の対応やそれ以外の面でサッカー界に絶大な影響を与えている。

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