チェルシーDF、主審の出場停止求める投稿に“いいね” 物議醸す判定に反応と英報道

チェルシー対リバプールの判定が物議を醸している【写真:AP】
チェルシー対リバプールの判定が物議を醸している【写真:AP】

テイラー主審に対し7万人のチェルシーファンがオンライン請願書に署名、M・アロンソも投稿に反応

 プレミアリーグ第3節のリバプール対チェルシーの一戦で、チェルシーDFリース・ジェームズに対し”一発レッド”の判定が下されたことが物議を醸し、議論へと発展していた。そうしたなか、チェルシーDFマルコス・アロンソがアンソニー・テイラー主審の出場停止を求めるファンのSNS投稿に「いいね」で反応したと、英メディアが報じている。

 1-1のドローで終わった試合の前半アディショナルタイム、リバプールDFアンドリュー・ロバートソンのコーナーキックを、ニアでFWサディオ・マネがすらすとファーサイドでDFジョエル・マティプが反応。ヘディングシュートはクロスバーに嫌われたものの、そのこぼれ球をマネが左足で押し込む。すると、ボールはゴールライン上にいたジェームズの腕付近に当たり、場内は騒然とする。

 テイラー主審はVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の助言を受けたうえで、オンフィールドレビューで確認。該当シーンを見極めたテイラー主審は、リバプールにPKを与えるとともに、ジェームズにはレッドカードが提示された。決定機阻止の反則として妥当なジャッジとの見方ができる一方、ジェームズの足に当たったボールが腕に跳ね上がっていた可能性もあり、現地メディアを中心に議論へと発展していた。

 英メディア「スポーツ・バイブル」によると、これまでにチェルシーはテイラー氏が主審を務めた試合で不可解なジャッジを何度か受けていることもあり、「判定を受け入れられない7万人のチェルシーファンが、テイラー氏が今後チェルシーの試合を裁かないよう求めるオンライン請願書に署名した」と取り上げ、また「この試合に出場したアロンソが、請願書について報告しているファンアカウントの投稿にいいねで反応した」と報じている。

 同メディアでは「リース・ジェームズが”史上最も厳しいレッドカード”を受けた」と表現していた。他にもテイラー氏の判定については、チェルシーのトーマス・トゥヘル監督や、キャプテンを務めるセサル・アスピリクエタも苦言を呈している。

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