アーセナル英代表MF、SNSで移籍志願に英注目 「自分が望んでいるのは…」

アーセナルに所属するMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ【写真:Getty Images】
アーセナルに所属するMFエインズリー・メイトランド=ナイルズ【写真:Getty Images】

メイトランド=ナイルズがエバートンのオファーを拒否したクラブに不満を漏らす

 プレミアリーグのアーセナルに所属するイングランド代表MFエインズリー・メイトランド=ナイルズが他クラブへの移籍を希望しており、チームの対応に対して不満を募らせていることを明かした。同選手が自身のSNSに投稿したメッセージが海外で話題となっている。

 6歳からアーセナルのアカデミーに所属しているメイトランド=ナイルズは、2014年に17歳でトップチームデビュー。徐々に出場機会を増やすと、昨年にはイングランド代表に初招集され、デビューを飾った。しかしクラブでは定位置を完全に確保することができず、昨季後半は出場機会を求めウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンへ期限付き移籍していた。

 今季アーセナルへ復帰するも、ここまでリーグ戦では交代出場の1回のみ。この状況を受けて同リーグのエバートンがメイトランド=ナイルズ獲得に関心を示し、買い取りオプションが付帯する期限付きでのオファーを出したという。しかしクラブはこれを拒否したと、複数メディアで報じられていた。

 この一連の流れに対して、メイトランド=ナイルズは自身の公式インスタグラムのストーリー(24時間で自動削除される写真・動画)で泣き顔の絵文字とアーセナルへのメンションを付けながら、「自分が望んでいるのは、行きたい場所へ行き、プレーできるところに行くことだ」とオファーを断ったクラブに対して不満を露わにするメッセージを投稿した。

 英メディア「スポーツ・バイブル」は、「アーセナルがエバートンからのオファーを拒否したことにより、メイトランド=ナイルズを苛立たせた」と取り上げた。また、英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「アーセナルは才能ある若いプレーヤーにもっと出場時間を与えるか、メイトランド=ナイルズが望んでいるように、彼が他の場所に進んでキャリアを追求できるようにする必要がある」と言及している。

 現在24歳のメイトランド=ナイルズは、果たして移籍することができるのだろうか。移籍市場最終日に向けた動きが注目されることになりそうだ。

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