英プレミアの日韓“元同僚”アタッカーを海外メディア比較 「南野の二の舞になるな」
ウルブスへ移籍したファン・ヒチャンとリバプールで“苦闘”する南野の実力に言及
プレミアリーグのウォルバーハンプトンは、RBライプツィヒに所属する韓国代表FWファン・ヒチャンをレンタルで獲得した。2019-20シーズンにはRBザルツブルク(オーストリア)でノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド、日本代表MF南野拓実と攻撃ユニットを形成していた韓国代表アタッカーに、米大手スポーツサイト「ESPN」が「プレミア移籍で南野の二の舞になるな」と忠告している。
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ファン・ヒチャンは昨年7月、ザルツブルクからブンデスリーガのライプツィヒに移籍したが、今シーズンはプレミアリーグのウルブスへ期限付き移籍することが決まった。そんな韓国人アタッカーに対し、「ESPN」は「かつてのチームメートであり、同じアジアのスターである南野の二の舞とならないように気を付けないといけない」と報じている。
南野は2020年1月にザルツブルクからリバプールへ移籍。しかし、リバプールに加入してからはエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの攻撃トリオの控えとなったばかりか、南野の後に加入したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ、イングランド人MFハーヴェイ・エリオットよりも序列が低くなっている。移籍当初は、725万ポンド(約11億円)の違約金がバーゲンプライスと報じられたが、今では「リバプールクラスの強豪クラブへの移籍は、南野のキャリアには早すぎたかもしれない」と言われている。
「ESPN」は、「ウルブスでのポジション争いは、そこまで熾烈ではないが、攻撃には多くのオプションがある。ファン・ヒチャンは先発の11人に入るチャンスがあると楽観できるかもしれないが、チャンスは両手でしっかりと掴まなければいけない」と、メッセージを送っている。
また、南野について「プレースタイルと軽量であることが、強度とフィジカル能力が求められるプレミアリーグに合っていない」と指摘。ファン・ヒチャンについては「頑強で積極的なプレーで知られる彼はパワフルであり、同じような問題を抱えることはないだろう」と報じている。
トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンの活躍が目立っているが、ファン・ヒチャンもプレミアの舞台で結果を残すことができるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)