トッテナムFWソン・フンミン、プレミア通算200試合出場の陰で逃した金字塔は?

トッテナムFWソン・フンミン【写真:AP】
トッテナムFWソン・フンミン【写真:AP】

約20分の差でプレミアリーグ通算30000点目を逃す

 トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンは、現地時間29日に行われたプレミアリーグ第3節ワトフォード戦で直接フリーキック(FK)を決め、チームを1-0の勝利に導いた。この試合でプレミアリーグ通算200試合出場を達成したが、1点違いで、ある金字塔を逃していたと、香港英字紙「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」が報じている。

 ソン・フンミンのゴールが決まったのは、0-0で迎えた前半42分だった。敵陣左サイドでFKを得たトッテナムは、ソン・フンミンがキッカーを務める。ソン・フンミンがゴール前に入れたボールは、ゴール前の混戦を抜けて、そのままゴールへと吸い込まれた。結局、このゴールが決勝点となり、トッテナムは1-0で勝利。開幕3連勝でリーグ首位に立った。

 トッテナムで通算72ゴール目を記録したソン・フンミンは、19年前の1992年にプレミアリーグの最初のゴールを記録したニュージーランド代表FWブライアン・ディーン氏とトッテナムOBであるクリス・アームストロング氏の持つ通算71得点という記録を抜くことになった。そして、このソン・フンミンのゴールは、プレミアリーグ通算29999番目のゴールとなっている。

 この試合と同時刻でキックオフされたバーンリーとリーズの一戦(1-1)で、後半16分にバーンリーのニュージーランド代表FWクリス・ウッドが挙げた先制点がプレミアリーグ通算30000ゴールとなった。「サウスチャイナ・モーニング・ポスト」紙は「ソン・フンミンが通算200試合出場目で、トッテナムの決勝弾を決めたが、金字塔を逃した」と、約20分の差で逃した記念ゴールを惜しんでいる。

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