「天才的ジェスチャー」 バレンシア“10番”、芸術的な“スコーピオン弾”を海外称賛
東京五輪で銀メダルのカルロス・ソレール、アラベス戦で華麗な一撃
バレンシアは現地時間27日、リーガ・エスパニョーラ第3節でアラベスと対戦し、3-0で快勝した。この試合で東京五輪に出場したU-24スペイン代表MFカルロス・ソレールが華麗な“スコーピオンキック”で2点目を決め、海外メディアから「天才的なジェスチャー」と称賛されている。
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開幕から1勝1分で本拠地メスタージャでの第3節を迎えたバレンシアは、2連敗中のアラベスを相手に開始3分にMFダニエル・ヴァスが決めて幸先良く先制。試合の流れを掴むと、前半アディショナルタイム2分にゴラッソが生まれる。
中盤でボールをつなぐと左サイドのDFホセ・ガヤに展開。ワントラップから中央をルックアップして左足でクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだMFゴンサロ・ゲデスが右足で合わせて折り返す。ボールは高くワンバウンドして、ゴール正面に走り込んだソレールの元へ。自身の体の後方に流れたボールに対して、ソレールは瞬時に体を前方に倒して右足での“スコーピオンキック”を選択。かかと付近で捉えたシュートは、クロスバーをかすめてゴールネットを揺らした。
この一撃を「DAZN」公式ツイッターは、「これは最早芸術作品 鮮やかなヒールシュート」と記して映像を投稿。また海外メディアも反応しており、衛星放送「ビーイン・スポーツ」フランス版公式ツイッターが「天才的なジェスチャー」と綴れば、スペインメディア「エル・デスマルケ」公式ツイッターも「年間ベストゴール?」と問いかけている。
東京五輪で銀メダルを獲得し、帰国後はハードスケジュールのなかでリーガ開幕3戦連続ゴールと絶好調のソレール。充実の24歳アタッカーは、バレンシアの“10番”として最高のスタートを切っている。