電撃復帰のC・ロナウドがマンUに「希望与える」 黄金期の同僚、“9番”の役割に期待
ネビル氏が電撃復帰の決まったロナウドに言及「素晴らしいニュースだ」
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドのマンチェスター・ユナイテッド電撃復帰が決まった。クラブOBで解説者の元イングランド代表DFギャリー・ネビル氏は、ロナウドがユナイテッドの「希望」になると大きな期待を寄せている。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じた。
ユベントスからの退団を希望していたロナウドはマンチェスター・シティへの移籍報道が過熱していたが、日本時間27日の深夜に事態は急転。シティが交渉から撤退すると、その直後にユナイテッドが電光石火のアプローチで交渉をまとめ、12年ぶりの復帰が決まった。
ユナイテッド時代のロナウドと同僚で、現在は解説者のネビル氏は「素晴らしいニュースだ」とロナウドの帰還を歓迎。「ロナウドがマンチェスター・シティに行くのは、ユナイテッドファンにとっては拷問のようなものだった」と、宿敵シティへの移籍が実現しなかったことに胸をなでおろした。
ネビル氏はロナウドについて「彼は9番だ。短距離での爆発的なスピードと、ボックス内での素晴らしい走りで、ボールがどこにくるかを予測する。ユナイテッドに必要なものを与えてくれる」とコメント。「私はもしハリー・ケインや(アーリング・ブラウト・)ハーランドが獲得できるなら、ユナイテッドは彼らのようなタイプの選手を獲得すべきだと言っていた」とかねてからストライカーの補強を訴えてきたが、「このニュース(ロナウドの獲得)はユナイテッドが素晴らしいシーズンを過ごせるという希望を与えてくれる」とロナウド加入の効果に期待を寄せた。
ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ、イングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード、同FWメイソン・グリーンウッド、同MFジェイドン・サンチョ、ポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスらにロナウドまでも加え、ユナイテッドの前線は欧州屈指の陣容になったと言っていいだろう。2013年以来となるプレミアリーグタイトル奪還に向けて役者が揃った。
(FOOTBALL ZONE編集部)