「彼はマシーンだ」 “怪物”ハーランド、劇的決勝弾を同僚絶賛「言葉じゃ説明できない」
ホッフェンハイム戦で決勝弾、「すべてを勝ち取るに値する選手」とベリンガムが賛辞
ドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、現地時間27日に行われたブンデスリーガ第3節ホッフェンハイム戦(3-2)で後半アディショナルタイムに劇的な決勝ゴールをマークし、チームに勝ち点3をもたらした。同僚のイングランド代表MFジュード・ベリンガムは、「彼はマシーンだ」と21歳のストライカーを絶賛している。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
開幕2連勝と滑り出し好調のドルトムントは、ホームにホッフェンハイムを迎えた。前半をスコアレスで折り返すと、後半には両チーム合わせて5得点が乱れ飛ぶ接戦となった。ゴールラッシュの口火を切ったのはドルトムントのアメリカ代表MFジョバンニ・レイナで、ゴール正面から右足のシュートでネットを揺らした。
その後、同16分にホッフェンハイムのオーストリア代表MFクリストフ・バウムガルトナーに決められ同点。ドルトムントはその8分後にベリンガムのミドルシュートで勝ち越すが、同45分にイスラエル代表FWモアネス・ダブールにコーナーキックから決められ2-2に追いつかれた。
しかし、ドラマは後半アディショナルタイム1分に待っていた。ドルトムントは左サイドから攻め込み、ハーランドのクロスを受けたFWマリウス・ヴォルフが反転シュート。GKが防いだこぼれ球に詰めたFWユスファ・ムココのシュートも再びGKにセーブされたが、最後はハーランドが左足で押し込んだ。
この劇的なゴールでドルトムントはホッフェンハイムを3-2で撃破し、3連勝で首位に立った。「DAZN」の試合後インタビューでは、ベリンガムが同僚ハーランドについて「彼はマシーンだ。彼の良さは言葉じゃ説明できない。彼はすべてを勝ち取るに値する選手だよ」と賛辞を送っている。
昨季の公式戦41試合で41得点をマークしたハーランドは、今季もこれで5試合6得点となった。圧倒的な得点力を誇る“ゴールマシーン”の勢いはとどまるところを知らないようだ。