「相手2人は何を?」 イニエスタ、タッチライン際での“リフティングパス”を母国称賛
大分MF野村、増山に囲まれながら正確に味方にパスを通す
ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、元日本代表FW武藤嘉紀、日本代表FW大迫勇也、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチと大型補強を敢行したチームを操る司令塔として期待される。25日に行われたJ1リーグ第26節大分トリニータ戦で繰り出した“リフティングパス”を母国紙も「まさにゲームメーカーだ!」と称賛している。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
トップ下で大分戦に先発したイエニスタは前半6分、いきなり大分の最終ライン裏に通す絶妙なスルーパスを供給する。元日本代表MF山口蛍のクロスがつながらずにチャンスは逃したが、圧巻のセンスを誇示した。
さらに、勝ち越し点となるPKを決めて2-1で迎えた後半23分にも、イニエスタはタッチライン際でボールを奪うと、大分MF野村直輝、MF増山朝陽に囲まれながらも巧みなボールコントロールで味方へパスを通す“リフティングパス”を披露。スペイン紙「マルカ」公式ツイッターは、「タッチライン際で囲んでいる相手選手2人は何を? アンドレス・イニエスタはまさにゲームメーカーだ!」と称えた。
投稿のコメント欄には、海外ファンからも「ドン・アンドレスの魔法」「史上最高の選手」「まるで映画」と驚きの声が上がっている。
大迫は試合後、「アンドレス(イニエスタ)がボールを持った時に何か起きそうな気がする」と共闘できる喜びを語っており、今後イニエスタが強力な攻撃陣をどのように操っていくかに注目が集まる。
page1 page2