本田&香川の“Wエース”欠場を明言したハリル監督 「どんな反応が起こるか」代役の輝きに期待
母国との対戦は「スペシャルな感情」
「逆に他のプレーヤーにチャンスがある。ここの候補に入っていることを見せてほしい。こういった対戦相手にどのような反応が起こるか見てみたいですね。おそらく1試合目より観客が多いのではないかと期待していますけども、このチームがブルガリア戦でやったことをもう1回見せられればなと思います」
背番号「10」を要求するなど強気な発言で話題となったMF小林祐希(磐田)や、リオ五輪世代のプレーメーカーであるMF大島僚太(川崎)など新しい顔ぶれも招集されているが、ハリル監督は彼らについて「まだ準備ができていない」と起用の見送りを示唆していた。「システムに大した変更はないと思います」と語っていることから、ブルガリア戦で途中出場したFW宇佐美貴史(G大阪)やMF原口元気(ヘルタ・ベルリン)らが起用される可能性が高そうだ。
また、故郷ボスニアとの対戦について「スペシャルな感情があります。第一の母国がボスニアで、第二の母国がフランスですが、チームには知っている関係者も多くいます」と感傷に浸っていたハリル監督。しかし「ただ、そういった感情はありますけど、フットボールにおいてはすべて勝ちに行こうと思います。グラウンド上では、この試合に勝利したいと思います。それは私だけのためではなく、チームのため」と必勝を誓っていた。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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