本田&香川の“Wエース”欠場を明言したハリル監督 「どんな反応が起こるか」代役の輝きに期待

キリン杯決勝ボスニア戦に向けた記者会見で明かす

 日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督は5日、7日に行われるキリンカップ決勝ボスニア・ヘルツェゴビナ戦の記者会見に臨み、FW本田圭佑(ACミラン)、MF香川真司(ドルトムント)が欠場となる公算が高いことを明かした。「スペシャルな感情があります」と語った母国との一戦は、飛車角落ちの布陣で戦うことを余儀なくされるようだ。

 左膝裏痛のため3日のブルガリア戦(7-2)を欠場した本田と、ブルガリア戦の前半終了間際に右脇腹を痛めて途中交代した香川。母国との対戦を控えるハリル監督は、手負いの両エースの起用は難しいとの見解を示している。

「真司と本田に関して少し問題があります。これからも我々と戦ってほしいんですが、難しい状況かなと思います」

 指揮官は2人の状態をこのように説明した。本田についてはブルガリア戦の前から「リスクはとりたくない」と、温存する方針を明らかにしていた。右脇腹を痛めた香川についても、大事を取って休息を与えるようだ。ブルガリア戦では左サイドで先発したMF清武弘嗣(ハノーバー)が、香川らと好連携を見せて高いパフォーマンスを披露したように、指揮官は”Wエース”を脅かすような選手の台頭に期待を懸けている。

 

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