ユベントス監督、ロナウドの退団意思表明を説明 「プレーする意思はないと言われた」
アッレグリ監督はエンポリ戦に向けた前日会見で「メンバーに入らない」と明言
イタリア・セリエAの強豪ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が、27日の記者会見でポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドから「もうユベントスでプレーする意思はないと言われた」と、退団の意思を伝えられたことを明らかにした。
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ユベントスは28日にセリエA第2節エンポリ戦を控え、その前日会見が行われた。ユベントスの公式ツイッターはアッレグリ監督のコメントをレポートしている。
「昨日、ロナウドにもうユベントスでプレーする意志はないと言われた。そのため明日の試合のメンバーには入らない。人生において物事は変わるものだ。重要なのは、ユベントスは存在し続けるということ。ロナウドは今まで貢献してくれた。彼が去っても人生は続く。ロナウドの功績、そして、若手の手本となってくれたことに感謝する。しかし、先ほども言ったように、私たちは先に進まないといけない」
ロナウドは、ここ数日間でにわかにイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへの移籍説が現実味を帯び、年俸1500万ユーロ(約20億円)の2年契約で口頭合意。残すはユベントスとシティの間でのクラブ間交渉の決着だとされる。
双方の移籍金に関する考え方の違いも報じられているが、すでにユベントスとアッレグリ監督に退団の意思を明らかにした以上、退路を断ったことになる。残り数日間の移籍市場の期間で、クラブ間交渉がどのような決着を迎えるのかが注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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