“体脂肪率の鬼”ハリル監督が国内組数名に改善を厳命! 「A代表にいられないかも」と追放も示唆

日本代表で再び浮上した体脂肪率の問題 国内組数名の数値の悪さに苦言を呈す

 またも日本代表戦士が、体脂肪率の問題に直面している。日本代表のバヒド・ハリルホジッチ監督はキリンカップに臨む代表メンバーの中で、特に国内組の選手数名の“太り過ぎ”を指摘。体脂肪率の高さが原因で、代表から追放する可能性を示唆した。

 ハリル監督は5日、キリンカップ決勝のボスニア・ヘルツェゴビナ戦前の記者会見に臨んだ。以前から「体脂肪率は8~9%、高くても11%までが望ましい」と選手たちに求めてきたハリル監督。過去にはFW宇佐美貴史(G大阪)の体脂肪率を例に出して指摘するなど、サッカー選手の体脂肪率については大きな議論を呼んだ。

 就任から1年3カ月が経った今も、選手の体脂肪率には鋭く目を光らせている。「特に国内組に要求したんですけれども、まだ何人かの選手に体脂肪率の問題があります。もしかしたら、それが原因でA代表にいられないかもしれません」と、問題を抱える選手に体脂肪率の改善を厳命した。

 ハリル監督は会見で、左膝裏痛のFW本田圭佑(ACミラン)と7-2と大勝した3日のブルガリア戦の前半終了間際に右脇腹を痛めて途中交代したMF香川真司(ドルトムント)が、7日のボスニア戦の出場は厳しいと明かした。当然、残りのメンバーの中から代役を立てることになるが「国内組にはまだまだ準備のできていない選手がいます」と、Jリーグでプレーしている一部選手に対して苦言を呈していた。

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング