移籍濃厚のロナウド、ユーベ退団加速か 「同僚に別れを告げて施設を後にした」と現地報道
27日の練習に参加せず、トレーニング施設を後にしたと報道
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、いよいよ移籍に向けた動きを本格化させたようだ。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は、ロナウドが27日のトレーニングに参加せず、すぐに練習施設を後にしたと報じた。
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2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)終了直後にユベントスへ電撃移籍したロナウドは、今季が契約最終シーズンになる。夏の移籍市場では古巣レアル・マドリードへの復帰説も流れたが、ユベントスでシーズンをスタートさせた。しかし、高額年俸を苦にするユベントスと、よりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に近い立場を求めるロナウドの間では、移籍成立の要素が少なからず存在している。
シティはターゲットにしていたトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインの残留宣言により、ロナウドへの視線が変化したとされ、年俸1500万ユーロ(約20億円)の2年契約を提示する用意があると報じられていた。
そうしたなかで、ロナウドは27日のユベントスのトレーニングに参加せずに施設を後にしたとされた。また、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者もこの件について、「ロナウドが40分間ほどでチームメートに別れを告げてユベントスのトレーニング施設を後にした。彼の望みは退団すること。(代理人の)ジョルジュ・メンデスが正式にシティからのオファーを持ってくるのを待っている」と投稿し、移籍への動きは本格化した模様だ。
ユベントスはロナウドの移籍に対して、2800万ユーロ~3000万ユーロ(約36億円~約39億円)の移籍金を要求する一方、シティはフリートランスファーを求めるという報道もあったが、このクラブ間交渉が早期にまとまるのか注目される。
(FOOTBALL ZONE編集部)