レアル加入間近と報道のムバッペ、加入1年目の“8つの背番号候補”に専門メディア注目
9年前の2012年8月27日には新加入モドリッチが「19番」を付ける
レアル・マドリードは、27日中にもパリ・サンジェルマン(PSG)からフランス代表FWキリアン・ムバッペの獲得を正式発表する見通しで、欧州メディアは1億8000万ユーロ(約232億円)のオファーに間もなく合意すると報じている。レアル・マドリード専門メディア「Defensa Central」は、「ムバッペが2021-22シーズンにレアルでつける可能性のある8つの背番号」という特集を組み、背番号を予想している。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!
PSGでは「7番」、フランス代表では「10番」を背負うムバッペだが、レアルの7番は現在ベルギー代表MFエデン・アザール、10番はクロアチア代表MFルカ・モドリッチがつけている。記事でも「将来的には、このどちらかの番号をつける可能性はある」とされているが、21-22シーズンにこの背番号をつける可能性はないだろう。
リーガ・エスパニョーラでは、「1番」から「25番」をつけることが求められているが、ほかの選手がつけて試合に登録された番号は選ぶことができない。現在、唯一の空き番号となっているのは「25番」だが、リーガでは「1番」「13番」「25番」は基本的にGKに割り当てられることとなっている。
最も可能性が高いとされているのが、フィオレンティーナへの期限付き移籍が決定的となっているスペイン代表DFアルバロ・オドリオソラが割り当てられていた「19」だという。それ以外の番号は、すでにほかの選手たちに割り当てられている。だが、前レアル監督でもある元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏がレアル在籍時につけていた「5番」は、スペイン人DFヘスス・バジェホがデビューしていないため、つけることが可能だ。また、かつてイングランド代表MFデビッド・ベッカム氏がつけた「23番」も、フランス代表DFフェルラン・メンディが試合に出場していないため、可能性があるという。
ほかの番号では、ドイツ代表MFトニ・クロースの「8番」、ブラジル代表DFマルセロの「12番」も、彼らが今季の試合に出場していないため選ぶことはできるが、その2選手が番号を譲ることは考えにくい。また、ウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの「13番」、ドミニカ共和国代表FWマリアーノ・ディアスの「24番」も、今季未着用で可能性はあるが、記事では「選択肢には残るが、クラブと選手のプランからはかけ離れたものだと思われる」と、否定的だ。
レアルは27日に公式ツイッターで、「偉大なクラッキと契約を結んでから9年が経つ」と、2012年に加入したモドリッチの写真とともに掲載した。この時、のちにバロンドールを受賞するモドリッチは、奇しくも「19番」を与えられているが、2021年8月27日にも新たな「19番」が誕生することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)