ミラン来季監督候補は3人! 身売り交渉中の中国企業が望む2人の知将か、会長主導で衝撃の続投か
会長が実権を握ればブロッキ監督続投に…
一方、シルビオ・ベルルスコーニ会長は、身売り後も3年間会長職として実権を握り続けることを高らかに宣言しているが、会長人事の場合、終盤戦でシニシャ・ミハイロビッチ前監督を解任して、抜擢したクリスティアン・ブロッキ監督が衝撃の続投になるという。
ブロッキ監督はリーグ戦最後の6試合で格下ばかりが対戦相手だったにもかかわらず、会長お気に入りの4-3-1-2システムにこだわったことでチームは混乱し、2勝2分2敗で7位に転落。6位の座をサッスオーロに奪われ、さらにイタリア杯決勝でユベントスにも敗れたことで、来季EL出場権を失った。
実績抜群の指揮官がやってくるのか、それとも、今季途中まで下部組織を率いていたミランOBのブロッキ政権が衝撃の続投となるのか。人選次第では、ミランの暗黒時代がまだまだ続きそうな気配だ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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