プレミア勢4クラブのCL組分けを英紙考察 「最もタフなグループ」とされたのは?

プレミア勢4クラブのCL組分けを英紙考察【写真:AP】
プレミア勢4クラブのCL組分けを英紙考察【写真:AP】

マンCはA組でPSGと同居、リバプールはアトレティコら難敵揃いのB組

 2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ組分け抽選会が現地時間26日に行われた。英紙「デイリー・メール」はイングランドから出場する前回王者チェルシー、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールの4チームの組分け結果を考察。過去2大会のファイナリストであるシティとパリ・サンジェルマン(PSG)が同居するグループAが注目を集める一方で、リバプールが入ったグループB が「最もタフなグループ」と評されている。

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 イングランド王者でポット1に入っていたシティは最初のくじ引きに当たってグループAへ。続くポット2からは今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを加えるなど大型補強を敢行したPSG(フランス)、ポット3からはRBライプツィヒ(ドイツ)が入る激戦のグループとなった。ポット4からはベルギーのクラブ・ブルージュ(ベルギー)が入っている。

 シティとPSGは過去2大会でともに準優勝。タレントの量、質も世界屈指の両クラブの対戦は、グループステージ最大の注目カードと言えそうだ。さらにシティにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド加入の噂が過熱しており、序盤戦からロナウド対メッシのライバル対決が実現する可能性がある。

 それでも同紙は、このグループAではシティとPSGの2クラブが抜けた存在と見ており、「シティにとって唯一の課題はオールスター軍団PSGを抑えてグループのトップに立てるかどうか」と展望している。

 その一方で「最もタフなグループを引いた」と評価されているのは、グループBのリバプールだ。ユルゲン・クロップ監督率いる2018-19シーズンのCL王者は、アトレティコ・マドリード(スペイン)、ポルト(ポルトガル)、ACミラン(イタリア)と同居。ディエゴ・シメオネ監督率いるスペイン王者アトレティコが最大のライバルとなるのに加え、ポット3とポット4からいずれもCL優勝経験を持つ2クラブが名を連ねる再激戦区となった

「リバプールはこのグループの有力候補」と記事では指摘された一方で、「ユルゲン・クロップのチームは、彼らが本調子でなければ他の3チームに酷い目に遭わされることを分かっているだろう」と、厳しいグループステージになると予想されている。

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