マンC行き急浮上のC・ロナウド、焦点は最大39億円の移籍金、代理人が両クラブ間を奔走
ケインの残留宣言でマンCが獲得に関心もユベントス側と条件面で隔たり
にわかにイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへの移籍話が具体化しているユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドだが、クラブ間では求めるものの相違がまだ埋まっていないという。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、代理人のジョルジュ・メンデス氏の動きを報じている。
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2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)終了直後にユベントスへ電撃移籍したロナウドは、今季が契約最終シーズンになる。夏の移籍市場では古巣レアル・マドリードへの復帰説も流れたが、ユベントスでシーズンをスタートさせた。しかし、潜在的に高額年俸を苦にするユベントスと、よりUEFAチャンピオンズリーグ(CL)制覇に近い立場を求めるロナウドの間では、移籍成立の要素が少なからず存在している。
そうしたなかで、シティはターゲットにしていたトッテナムのイングランド代表FWハリー・ケインの残留宣言により、ロナウドへの視線が変化したという。シティはロナウド個人には年俸1500万ユーロ(約20億円)の2年契約を提示する用意があるという。
しかしながら、ユベントスに対してはフリートランスファー。つまり、移籍金ゼロでの放出を求める構えだという。シティとしてはユベントスがロナウドの高額年俸を苦にしている部分を交渉材料にする意向があるようだ。一方で、ユベントスはあくまでも2800万ユーロから3000万ユーロ(約36~39億円)の移籍金を求める方針だという。
両者の間で奔走しているのがメンデス氏であり、現地時間26日にはイタリアのトリノでユベントスと会談。さらに国境を越えてパリでシティの強化部と会談。そのうえで夜にはポルトに戻ったが、明日またイタリア入りする可能性もあるという。
結局のところ、現状ではシティがユベントスに移籍金を支払う決断をするかどうかが、交渉進展のカギになっているという。移籍市場のデッドラインも迫るなかで、ロナウドのイングランド復帰はまとまるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)