バレンシアがEU圏外枠が埋まり、イ・ガンインの移籍が濃厚に

　バレンシアの韓国代表MFイ・ガンインは、チーム事情により退団が濃厚と目されている。新天地候補に日本代表MF久保建英が所属する昇格組のマジョルカが浮上しており、韓国メディアも「久保とレギュラー争い？」と報じた。

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　バレンシアとの契約が残り1年となったイ・ガンインだが、チームはスペイン2部バジャドリードからブラジル人FWマルコス・アンドレを獲得。EU圏外枠の選手が4人となり、イ・ガンインは選手登録から外れることが濃厚な情勢となった。

　スペインメディア「エル・デスマルケ」は、「イ・ガンインは移籍金なしでマジョルカに合流する。バレンシアはイ・ガンインを手放す代わりに、今後移籍金の一部を受けるだろう」と、同じスペイン1部のマジョルカに移籍する可能性を指摘した。

　これを受け、韓国のスポーツ・芸能総合サイト「OSEN」は「久保とレギュラー争い？」との見出しで、「マジョルカはイ・ガンインのライバルと呼ばれる久保建英がレアル・マドリードからレンタル加入したクラブだ。イ・ガンインが移籍すると、両方のアタッカーが主力争いを繰り広げる可能性が高い」と伝えている。

　同世代で同じレフティー、スペインでキャリアを積んできた両者は、チームメートとしてしのぎを削ることになるのだろうか。