コウチーニョ、リバプール復帰を熱望? 代理人明言「強い親和性を感じている」

バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】
バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ【写真:Getty Images】

リバプールへの“特別な思い”を代理人が言及 「心の奥底、深い深いところにある」

 ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョは、2018年夏にリバプールからバルセロナへ移籍した。しかし、その後はバイエルンへ期限付き移籍に出されるなど、バルサでは主力になり切れていない。プレミアリーグの複数クラブがコウチーニョの獲得に関心を示しているとされるが、彼の代理人はリバプール以外への移籍が実現しない可能性を示唆した。英紙「デイリー・メール」が報じている。

 コウチーニョの獲得にバルセロナが費やした金額は1億4500万ポンド(約219億円)と報じられており、これはパリ・サンジェルマン(PSG)が獲得したブラジル代表FWネイマール、フランス代表FWキリアン・ムバッペに次いで、歴史上3番目に高価な移籍金だ。それだけの大金を費やしたバルサだが、コウチーニョはクラブの主力になり切れていない。

 現在、負傷離脱中のコウチーニョについては、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが退団したバルサで、新たな背番号10として再出発を切るという報道がある。一方で、今夏の移籍市場のなかでバルサを退団する可能性も指摘され続けている。

 バルサを退団する場合、高額な彼の移籍金と給料を支払えるクラブは限られる。リバプール時代に結果を出していることもあり、プレミアリーグのクラブが有力だとされてきたが、コウチーニョ自身は古巣のリバプールと対戦するプレミア勢に加入する意思はないようだ。

 コウチーニョの代理人を務めるキア・ジューラブシャン氏は英衛星放送「スカイ」に対して「リバプールは、コウチーニョの心の奥底、深い深いところにある。彼は昨シーズンも彼らを応援していた。リバプールがタイトルを獲得することをとても望んでいたし、強い親和性を感じている。だから個人的にはリバプールの直接のライバルクラブへ移籍することは、難しいと思う」と、見解を語っている。

 リバプールではユルゲン・クロップ監督が、すでにコウチーニョの再獲得に否定的な考えを示していた。このため、現時点ではプレミアリーグでプレーするコウチーニョの姿を再び見られる可能性は、極めて低いと言えそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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