三浦監督、新加入FW大迫勇也の大分戦帯同を示唆 「連れて行きたいと思っている」
23日にチームに合流して練習 25日の大分戦で起用なるか
ヴィッセル神戸は今夏、FW武藤嘉紀とFW大迫勇也の日本代表コンビ、元スペイン代表FWボージャン・クルキッチと大型補強を行った。すでに武藤は21日のJ1リーグ第25節鹿島アントラーズ戦(1-0)でデビューを飾ったが、三浦淳寛監督は24日のオンライン会見で「連れて行きたいと思っている」と25日の第26節大分トリニータ戦への帯同を示唆した。
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神戸はリーグトップの15ゴールを挙げていた日本代表FW古橋亨梧が、スコットランドの名門セルティックへ移籍した。そのなかで、8月7日にイングランドのニューカッスルを退団していた武藤、翌8日にはドイツのブレーメンから大迫と日本代表コンビを獲得。さらに、9日にはバルセロナで元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタとも共闘したボージャン・クルキッチの加入を発表した。
プロキャリア初の10番を背負う大迫は、「僕はただ、神戸でタイトルを取りたい」と22日のオンライン加入会見で語り、翌23日にチームへ合流。早速新たなチームメートたちと汗を流した。
気になるのは新天地デビューのタイミングだが、三浦監督は25日の大分戦での起用の可能性について問われると、「連れて行きたいと思っている」と帯同を示唆した。
「ドイツで試合もしていたし、そのあとの隔離期間を含めて、コンディションが100%ではないのは間違いないと思います。ただ、そこまで状態が落ちているとは感じていないし、FWとしての能力は間違いない。小さい怪我、コンディションの良し悪しもあり、意外と選手の数も限られている。連れて行きたいと思っている」
鹿島戦では武藤がデビューし、チームも1-0で勝ち切った。武藤、大迫の攻撃陣をどのように起用するか、三浦監督の手腕が問われることになる。
「本来はシステムを変更していくのは、例えば選手に迷いが出たりする可能性がある。まずはシステムによる各ポジションの役割をしっかり落とし込んでいく。鹿島戦も3回の変更で、全部で4つのシステムにトライした。それに対しても選手たちは戦術理解度が高い。まずは良いコンディションで起用できる選手の特徴を生かしたフォーメーションをやっていければと思う」
新生・神戸の今後の戦いから目が離せない。
(FOOTBALL ZONE編集部)