「タイトルを獲るためだけの補強ではない」 神戸SDが語る大迫、武藤、ボージャン獲得の“真意”
チームのレベルを上げ、日本人選手の成長する環境を整える狙い
“アジアNo.1”になることを目標に掲げると同時に、Jリーグ自体のレベルも上げていくというのが、クラブとしてのプロジェクトの中にあると平野SDは語る。
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「(ベルギー代表DF)トーマス(・フェルマーレン)といった世界を知っている選手が加入することでチームのレベルが上がる。それと同時に、チームでのサッカーの質・レベルを上げる。それがイコール、日本人選手の成長する環境を整えるのが我々のプロジェクトの中にはあります。今回、古橋選手がセルティックという一流のクラブに移籍できたのも、そういった環境下の中で成長できたからこそ、セルティックに移籍できたんだと自負しています。
そういう意味では、成功事例と言いますか、しっかりヴィッセル神戸という環境で成長して、選手としての価値を上げて、価値に見合った移籍をできた。古橋選手の抜けた穴は大きかったけど、日本サッカー界で示すことができました。武藤選手、大迫選手、ボージャン選手が来てくれることで、クラブのレベルも上がるし、成長できる環境も整います。タイトルを獲るためだけの補強ではなくて、若い選手も成長できるような環境に、3選手も共鳴してくれたんじゃないかなと思います」
神戸は24試合を消化して、首位・川崎フロンターレと勝ち点19差の4位。新戦力を加えた陣容で、優勝争いをする川崎、横浜F・マリノスにどこまで肉薄できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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