C・ロナウド、今夏PSG入りの可能性 ムバッペ放出資金で“移籍説浮上”と海外報道
セリエA開幕戦の先発落ちで“移籍説”が再燃、メッシ、ネイマールとの共演実現か
今夏にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ獲得に成功したパリ・サンジェルマン(PSG)が、さらなる大物獲りへ舵を切る可能性が浮上している。スペイン紙「AS」は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)のある行為に、「PSGとの距離を縮める作戦が隠されていた」と指摘している。
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PSGは今夏、バルセロナを電撃退団したメッシを獲得し話題を集めた一方、”悩みの種”とされているのがムバッペとの契約だ。今季限りで契約が切れる同選手に対し、クラブは契約延長オファーを提示。しかし、レアル・マドリード入りを熱望するムバッペはこれを拒否しているとされている。
来夏のレアル加入は既定路線とも言われるなかで、「AS」紙では先日、同クラブが夏の移籍マーケットがクローズする間際の8月30日に、ムバッペ獲得へ1億7000万ユーロ(約218億円)の巨額オファーを準備と報道。すると、フランスメディアは24日、PSGが移籍金の得られる今夏の売却準備を進めている可能性を報じ、ムバッペのレアル入りが一気に加速しそうな様相を呈している。
一方、この動きの裏でC・ロナウドの移籍説が再燃しているようだ。「AS」紙は、移籍専門ジャーナリストとして名高いファブリツィオ・ロマーノ氏の情報をもとに、PSGがムバッベ放出資金を元手に今夏、ユベントスのC・ロナウド獲得に動く可能性を指摘している。
C・ロナウドの移籍説再燃の引き金となったのは、22日のセリエA開幕戦(ウディネーゼ戦/2-2)のある“異変”だ。同選手はこの試合でスタメンを外れ、後半15分から途中出場。エースFWの先発落ちは大きな話題を集め、海外メディアによると本人の希望によるものとの指摘もある。
そうした事情を踏まえ、記事では「ウディネーゼ戦での交代を希望した彼には、PSGとの距離を縮める作戦が隠されていた。このメッセージは、PSGを所有するカタールに、今すぐムバッペを売って、その間にお金を稼ぎ、2022年のカタール・ワールドカップの1年前に、クリスティアーノ、メッシ、ネイマールという”惑星の三連星”を組む方法を提供している」と綴られている。
本来、PSGはC・ロナウドの獲得をユベントスとの契約が切れる来夏に画策しているとされてきたが、ムバッペの放出を1年早める代わりに、その計画を前倒しすることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)