SVホルンがオーストリア3部制覇 実質的オーナーの本田は「ミランを反面教師にしてきた」
グローバルクラブへ
そして、元日本代表GK権田修一など日本人選手が6人に増えたことに関して現地では不満もあったというが、将来的なビジョンを力強く宣言している。
「何度も言ってきてますが、ホルンはグローバルなクラブとして世界に認知されるチャンスです。今の所、日本人が増えてきているのは我々組織の現場のネットワークの少なさが表れているだけです。世界の若くて情熱のある選手に目を向け始めているのでいずれ多国籍集団になると思います。現地の批判は理解ができるものです。変わるというタイミングでは批判はつきものですから」
あくまでも、現在はネットワークの問題で日本人選手が多いだけだと語り、国籍に関わらないスカウティングを進めているという。外国人選手としてプレーし、外国人オーナーとしてもキャリアを積み重ねている本田は、その哲学でホルンをどのようなクラブに発展させていくのだろうか。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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