「台無しにした」 痛恨のミスで2点献上のユベントスGKを伊メディア酷評
ユベントスは開幕戦でウディネーゼと2-2のドロー、シュチェスニーの2つのミスに注目
ユベントスは現地時間22日、アウェーで行われたセリエA開幕戦のウディネーゼ戦で2-2の引き分けに終わった。この試合で2失点に絡んだユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーについて、現地イタリアでは「シュチェスニーがアッレグリの帰還を台無しにした」と酷評している。
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昨季リーグ4位に終わりタイトル奪還を目指すユベントスは、ウディネーゼの本拠地に乗り込んだ。試合は序盤からユベントスが主導権を握り、前半3分にアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラが、同23分にはコロンビア代表MFフアン・クアドラードがゴールを奪い前半を2-0で折り返す。
後半に入ると一転、ウディネーゼに攻め込まれる展開が続くと、同6分に相手MFトルガイ・アルスランのシュートをシュチェスニーが前方に弾き、飛び込んで来たアルスランを引っ掛けPKを献上。これを決められ1点差に。さらに同38分、バックパスを受けたシュチェスニーが相手2選手のプレスをかわそうとするが、パスを元スペイン代表FWジェラール・デウロフェウに引っ掛けられボールを奪われる。そのまま無人のゴールに流し込まれ同点とされた。
シュチェスニーのプレーについてイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は「シュチェスニーはアッレグリの帰還とディバラの素晴らしいパフォーマンスを台無しにした」と酷評。さらにイタリアメディア「カルチョメルカート.it」では10点満点の採点でチーム最低の2点をつけ、「悪魔のシュチェスニー」「ネガティブな主人公」と表現している。
後半ATにはエースのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがネットを揺らすも、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によってゴールが取り消され、試合はそのまま2-2で終了。昨季インテルに王者の座を奪われ、リーグ連覇が9で止まったユベントス。王座奪還に向けたシーズン開幕戦は手痛いドローとなった。