「まさに左足の芸術家」 37歳MF藤本淳吾、絶妙ループ弾に賛辞「相変わらずうまい」

相模原MF藤本淳吾【写真:Getty Images】
相模原MF藤本淳吾【写真:Getty Images】

新潟戦で技ありの先制ゴールを決めて健在ぶりをアピール

 SC相模原は22日、J2リーグ第26節でアルビレックス新潟と敵地で対戦し、1-2で敗れた。上位相手に先制しながらの逆転負けとなり最下位に転落したが、37歳の元日本代表MF藤本淳吾が決めた技ありループシュートに「テクニックは錆つかない!」など称賛の声が寄せられている。

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 2006年に清水エスパルスでJリーグデビューし、名古屋グランパス、横浜F・マリノス、ガンバ大阪と強豪を渡り歩き、日本代表でも活躍した藤本。19年途中にJ2京都サンガF.C.に期限付き移籍すると、翌20年8月にはJ3の相模原に加入し、チーム史上初のJ2昇格に貢献した。

 在籍2年目となった今季は、ここまで主力の1人としてコンスタントにプレー。敵地での新潟戦にもスタメン出場すると、0-0で迎えた前半29分に魅せる。相模原が中央から崩すと、スルーパスにFW澤上竜二が抜け出すも、飛び出してきた相手GKに防がれてボールがこぼれる。これを拾ったMF安藤翼が右足アウトサイドで藤本につなぐと、ペナルティーアークで受けたレフティーは足裏でトラップ。目の前には相手選手4人がいたが、GKが飛び出し無人となったゴールに向かって左足でループシュートを選択すると、ボールはゴールネットに吸い込まれた。

 この先制ゴールの映像をJリーグ公式ツイッターが投稿すると多くのファンが反応。「相変わらずうまい」「テクニックは錆つかない!」「淳吾さんらしい落ち着いたオシャレなゴール」「まさに左足の芸術家!」など、37歳レフティーの健在ぶりに歓喜の声を上げていた。

 試合はその後に2点を奪われ1-2で敗戦。2連勝を逃して再び最下位転落となったが、残留圏内の18位愛媛FCとは勝ち点4差と混戦となっている。J2残留へ向けて、藤本の左足にかかる期待は大きい。

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