去就注目のハメス、英クラブが接触か 獲得興味も…10億円超の高年俸がネックと報道
エバートン退団が噂されるハメスにニューカッスルが接触か
プレミアリーグのエバートンに所属するコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、今夏の移籍市場での去就が注目されているが、ここにきて同じプレミア勢のクラブが獲得に興味を持ち接触しているという。スペイン紙「マルカ」が報じた。
ジネディーヌ・ジダン監督率いるレアルで冷遇されたハメスは2020年9月、レアルとバイエルン・ミュンヘンで師事したカルロ・アンチェロッティ監督が率いていたエバートンへ2年契約で加入した。シーズン序盤こそ抜群のセンスで攻撃陣を牽引するも、昨年12月と今年3月に相次いでふくらはぎを負傷するなど徐々に失速。シーズン終盤にはベンチ外が続き、加入初年度はリーグ戦23試合6ゴールと思うような結果を残すことができなかった。
新シーズンの挽回が期待されるハメスだが、アンチェロッティ監督が今夏レアル指揮官に復帰したため、恩師を追うようにして復帰するのではと噂されていた。その他にも、トルコ代表MFハカン・チャルハノールの後釜確保を目指すACミランやナポリ、アトレティコ・マドリードが新天地候補として名前が挙がっていた。
さらに、スペイン紙「マルカ」は「昨年の彼のプレーに興味を持ったニューカッスルはコロンビア人に接触し、スティーブ・ブルース監督は上層部にハメスの獲得を求めたと伝えられている」と、プレミアリーグのニューカッスルがハメスに接触していることを伝えた。
しかし、「ハメスはエバートンとの契約を1年残しているため、クラブは2000万ユーロ(26億円)を要求すると見られるが、取引の主な障害はハメスが受け取っている800万ユーロ(約10億4000万円)の高年俸である。もしハメスがニューカッスルや他のチームに加入する場合、減俸を受け入れる必要がある」と言及している。
2014年のブラジル・ワールドカップで得点王に輝き、その名を轟かせたハメスは7月で30歳を迎えた。ポルトガル、フランス、スペイン、ドイツ、イングランドと欧州各国リーグを渡り歩いてきたハメスの今後の去就に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)