「日本代表を彷彿」 スペイン1部の”美ロッカー”を現地絶賛「非の打ち所がない」
カディスが公開した試合後の"美しい"ロッカールームに現地紙注目
2021-22シーズンが開幕したスペイン1部リーグの試合後、ロッカールームが清掃されていたことが話題になっている。スペインメディアは「数年前に日本のドレッシングルームで起きたあの事件を彷彿とさせる」と注目し、その対応に賛辞を送った。
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話題になっているのは、スペイン1部カディスが見せた対応だ。現地時間20日に行われたリーガ・エスパニョーラ第2節のベティス戦(1-1)で、敵地エスタディオ・ベニート・ビジャマリンに乗り込んだなか、同クラブは試合後、公式ツイッターに「クラブのメンバー全員が治療を受けられた待遇に対し、ベティスに感謝します」と記し、3枚の写真をアップした。
そこには、ロッカールームが綺麗に清掃されている様子が写されており、床やテーブル、椅子に使用された跡形もなく片付けられている。これにスペイン紙「Estadio Deportivo」が「ベニート・ビジャマリンで”日本を作った”カディス」と注目し、次のように記している。
「カディスはベニート・ビジャマリンで行われた試合の終了時に、ベティスの治療に感謝してこのメッセージを残した。そして、数年前に日本代表のドレッシングルームで起きたあの事件を彷彿とさせるような写真を見せた。非の打ち所がないクラブの風格だ」
試合後の”美ロッカー”で思い起こされるのは、2018年ロシア・ワールドカップで日本代表が見せた振る舞いだろう。日本は惜しくも16強でベルギーに2-3と敗れて敗退したが、掃除されたロッカー室にロシア語で「ありがとう」と書いたメッセージを残して世界中から賛辞が相次いだ。
カディスがベディス戦後に見せた振る舞いも、それに準じるものだと「Estadio Deportivo」紙は称賛。日本の”美ロッカー”は良き行動模範として認知されているようだ。