「舞い上がった」 元なでしこ永里が驚愕の一撃! 米大会で“ジャンピングボレー”弾

レーシング・ルイビルに所属するFW永里優季【写真:Getty Images】
レーシング・ルイビルに所属するFW永里優季【写真:Getty Images】

The Women's Cup決勝のバイエルン戦に出場、同胞DF熊谷の目の前でゴラッソを沈める

 NWSL(ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ)のレーシング・ルイビルに所属するFW永里優季が現地時間21日に行われたThe Women’s Cup決勝のバイエルン・ミュンヘン戦に出場。1-1の同点で迎えた後半40分、クロスにジャンピングボレーで合わせるゴラッソを決めた。同胞DF熊谷紗希の目の前で決めた圧巻の一撃にクラブ公式ツイッターも「ユウキが舞い上がった」と感嘆の声を上げた。チームはPKの末に勝利し、同大会の初代王者となった。

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 大会にはアメリカからレーシング・ルイビルと永里の古巣でもあるシカゴ・レッドスターズ、なでしこジャパンのキャプテンDF熊谷が所属するドイツのバイエルン、そしてフランスのパリ・サンジェルマンの4クラブが参加するトーナメント方式で行われた。

 永里と熊谷の日本人対決が実現した決勝で、レーシング・ルイビルの永里がアクロバットなシュートで得点を挙げている。1-1で迎えた後半40分、左サイドから熊谷の頭を越えたクロスが上がると、ファーサイドに走り込んだ永里が右足のジャンピングボレーでボールをヒット。シュートはクロスバーに当たってゴールへ収まった。クラブ公式ツイッターはこのゴラッソについて「Yuki scored. Yuki soars.(ユウキが得点した。ユウキが舞い上がった)」と伝えた。

 試合は終了間際にバイエルンが追いつき、2-2のままPK戦にもつれ込む熱戦に。PK戦もお互いに11人目のGKまで順番が回る激しい展開となったなか、先攻のレーシング・ルイビルのGKケイティ・ランドが自らのがキックを成功させ、その後にバイエルンGKラウラ・ベンカルトのキックをセーブする大活躍。PKスコア7-6でレーシング・ルイビルが大会の初代王者に輝いた。

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