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南米選手権開幕戦でいきなり悲劇 大会主役候補のハメスが米国戦で左肩脱臼の重傷の疑い
ペケルマン監督「複雑でないことを祈りたい」
南米だけでなく北中米の強豪国も参加するコパ・アメリカ・センテナリオだが、各国のメーンキャストにはケガが相次いでいる。リーガ得点王に輝いたウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ)はリーガ最終節で負った右足ハムストリングの故障で、グループリーグの復帰もギリギリの状況と報じられている。コスタリカ代表GKケイラー・ナバス(レアル・マドリード)も左足アキレス腱障害で第1戦の出場が微妙とみられている。バルセロナのブラジル代表FWネイマールはリオデジャネイロ五輪出場のために、大会を参加せず。ブラジル代表もMFカカーら故障者が続出している。
自身の脱税疑惑によって2日にバルセロナ裁判所に出廷したFWリオネル・メッシ(バルセロナ)も国際親善試合のホンジュラス戦で腰を強打して途中交代するなど負傷の連鎖が続いている。コロンビア代表でナンバー10と主将の2つの重責を務めるハメスにも悪夢の故障を余儀なくされた。
今季のハメスはレアルでUEFAチャンピオンズリーグ優勝こそ経験したものの、ジデネィーヌ・ジダン監督の下ではパトカーのカーチェイスなどピッチ外の問題と体重オーバーなどで、レギュラーをつかみきれなかった。白い巨人に残るにせよ新天地を求めるにせよ最大のアピールの場だっただけに、左肩に発生したケガを悔やんでも悔やみきれないはずだ。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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